寒くなってくると窓が結露して、窓辺にカビが生えることありますよね。
って思いませんか?私は思いました笑
今回は、そんな面倒から解放される窓カビ対策グッズ『コジット バイオ 窓のカビきれい』をご紹介します。
なんと、貼るだけでカビを予防してくれるんですよ!
2019/11/17追記: リニューアルしたパワーバイオと旧商品の通常バイオの比較をしました。
・バチルス菌って何?
・実物の詳細レビュー
・パワーバイオと通常バイオの違いは?
・窓のカビ掃除におすすめの方法
・糊の跡をつけない貼り方
・バイオで効果がない時のチェックポイント
・使用2ヶ月後のビフォーアフター
もくじ
バイオの微生物、バチルス菌属とは何か?
ふと疑問に思ったこと。
バイオ窓のカビきれいに使われている、バチルス菌属。
そもそもバチルス菌属って何?
公式サイトを見てみると、次のように書かれていました。
〜パワーバイオとは〜
バイオとは肉眼で見ることができない微生物。
地球上の土、水、植物、空気をはじめ、あらゆるところで生きて活動しています。
パワーバイオシリーズは微生物の働きを利用して、カビ・臭いを抑制するお掃除アイテムです。(引用:POWER BIOについて)
カビに効果があるのは分かったけど、これではざっくりしすぎて分からないですね。
ということで、困ったときのGoogle先生!
『バチルス菌とは?』でトップに出てきた大成企業株式会社さんのHPを読んでみると…。
バチルス菌は枯草菌(こそうきん)の仲間だそう。
バチルス属細菌の主な機能と特徴
バチルス菌は全て桿菌であり、桿菌には大腸菌を始め、乳酸菌ビフィズス菌等様々な菌がいます。
その他、バチルス菌は、紅茶、ウーロン茶等の健康茶、O-157に効く納豆、味噌や漬物、ご飯などの食品、漢方薬等色々に存在し、それぞれの役目を果たしています。また、工業的に遺伝子組み替えにより洗剤、殺虫剤などにも利用されています。
バチルス菌は土壌菌で、昔から人間のまわりに一番多くいた菌であり、昨今ようやく学会でも取り上げられるようになり、現在では、医療、農業、廃棄物など様々な分野での利用が始まってきています。(引用:バチルス菌とは?❘大成企業株式会社)
おなじみの乳酸菌やビフィズス菌、大腸菌までバチルス菌の仲間だったなんて!
私、バチルス菌を毎日のように食べてたんだな~。しかも、様々な分野で活躍しているなんて。バチルス菌ってすごいですね!
調べた結果、分かったこと。
バイオ窓のカビきれいをレビュー
実はこのバイオシリーズ、以前お風呂用とゴミ箱用を買ったことがあるのですが、使い方が悪かったのか、どちらもあまり効果を感じられませんでした。
ちなみに、上記2つを買ったのは2年前。
メーカーのホームページを観たら、リニューアルバージョン(パワーアップしてる!)が発売されていました。
2019/11/17追記:その名もパワーバイオ。下で比較をしています。
窓用はレビューもなかなか良くて、失敗しても違うものを買ってみればいいんだと、半信半疑ながら購入。
このブログでしっかりレビューします。
コジット バイオ 窓のカビきれい
■材質/中身:無機パーライト、微生物(バチルス菌属)ケース:ポリエチレン
■サイズ(約):ケース:横10cm×縦4.5cm×厚み0.5cm
■JANコード:4969133256554
★日本製
使用期限:バイオ1個の交換目安は3ヶ月です。
2019/11/17追記:ちなみに、7ヶ月交換しなくてもカビは生えていませんでした。
わが家の場合は、以下の場所用に買いました。
- 作業部屋の大きな窓(横幅219cm×高さ110cm)に2つ
- 寝室の小さな窓(横幅154cm×高さ107cm)に1つ
①貼り付け部分を固く絞った布などで、ホコリや水分が残らないようにふき取ってください。
②本品を開封したら、まず油性ペンで交換目安を記入し、裏側の両面テープのハクリ紙をはがし、窓上部の天井(※)またはなるべく高い位置(※)に貼り付けてください。
※現在カビが生えている状態であれば、固く絞った布などでカビをある程度除去してから設置されることをおすすめします。
※貼り付け個所の材質によっては接着できない場合があります。
中身を開けてみました。
右下に、交換目安を記入できるようになっています。
持ってみると軽くて、本体も薄いプラスチックのような感じ。
強度はあまりなさそうですね。
裏側は両面テープでくっつけるタイプ(剥がすのが難しいので要注意!)。
しかし、この手のモノは跡が残りやすいんですよね。
賃貸マンション暮らしとしては引っ越すときに困ります。
念のため、貼る前にある工夫をします。
パワーバイオと通常バイオの違い
※ここからは2019/11/17の追記になります。
寝室用の窓に新しくパワーバイオ(新商品であるパワーアップ版)を購入してみたので、旧商品のバイオと何が違うのか、レビューしたいと思います。
パッケージからも分かるように、デザインがだいぶ変わりました。
上が旧商品で下がパワーバイオです。
色が白っぽくなったので、貼っても目立たなくなったのは嬉しいですね。
サイズ感や重さを比べてみましたが、特に違いは感じられなかったです。
では、具体的にどこがパワーアップしたのか?ですが。
- 抗菌効果アップ…クロカビ、コウジカビ、アオカビ、アカカビ、カワキコウジカビと5種類のカビに効果を発揮
- 消臭効果が追加…アンモニア、酢酸、トリメチルアミン、硫化水素と4種類の悪臭に効果を発揮
- お風呂用バイオや押入れ用バイオは吊り下げタイプに変更
(参照:コジット プレスリリース)
バイオのシリーズ一覧表
使用場所 | 商品画像 | 商品ページ |
お風呂 | Amazon | |
エアコン | Amazon | |
シンク下 | Amazon | |
押入れ | Amazon | |
排水口 | Amazon | |
げた箱 | Amazon | |
ゴミ箱 | Amazon |
窓枠のカビ掃除に効果的な方法
使用方法の部分に『現在カビが生えている状態であれば、固く絞った布などでカビを除去してから設置してね』と書かれていたので、貼る前にお掃除開始。
カビ掃除に効果的なアルコールスプレーを窓に吹きかけます。
カビの胞子が空気中に舞ってしまうんですって!
正しくはスプレーを雑巾やキッチンペーパーなどに吹き付けてから、カビを拭うと良いみたい。
この時はフマキラーのキッチン用アルコール除菌スプレーを使用。
ちなみに、カビ防止にはエタノールが良い、とよく聞きしますが、アルコールもエタノールも同じ成分。言い方が違うだけなので、どちらでも問題ないです。
細かい汚れをキャッチしてくれる、マイクロファイバークロスを使って、上から下へふきふき。
窓枠やカーテンレールもしっかり拭き、カビやホコリを取り除きます。
細かい部分は歯ブラシや綿棒でお掃除。
これ、なかなか骨の折れる作業でした…。大きめの窓なら、時間のある時にやるべし、です。
作業中はカビ胞子を吸い込まないためにもマスクを装着し、エプロンや三角巾、あればゴーグルで完全武装すると安心。
↓私はトラスコ中山のゴーグルをつけて作業しました。
作業完了後は少し時間をおいてから、窓周辺を掃除機やぞうきんで掃除すれば、さらに安心です。
糊残り跡をつけずにバイオを貼る方法
先ほど見た通り、裏面が強力な両面テープになっていて、賃貸マンション暮らしとしては、糊残り跡が心配。
でもマスキングテープさえあれば、まるっと解決します!
①マスキングテープの接着面を布や手など押し付け、粘着力を弱める(貼れる程度の粘着力は残す)
②バイオのハクリ紙を剥がし、マスキングテープの表側(粘着力のない面)にしっかりつける。
④窓のお好きな位置(なるべく高いところ)に貼り付ける。
これだけです!
※粘着力を弱めていない、または粘着力の強いマステ、貼ったまま長期間放置した場合などは、剥がす際に跡残りする可能性があります。
わが家は大丈夫でしたが、貼り付ける素材によっても変わると思いますので、試される場合は自己責任でお願いします。
バイオの両面テープ部分は、直径3cm程度。
一般的な1.5cm幅のマステなら、2本のテープを横並びにすれば大丈夫です。
先にマスキングテープを貼った方が簡単にできますが、窓辺にマスキングテープを貼ってからバイオをつける、でもOK!
例えばこんな風に↓
粘着力強めな両面テープより簡単に剥がれるし、窓枠へのリスクが抑えられます。
写真で使っているマスキングテープはmt CASA。
5cm幅タイプの太いマステです。
ざっくり切るだけで大抵の接着面に使えるため、ズボラな私にぴったり。笑
バイオを使っても効果がない場合のチェックポイント
バイオの設置が完了したところで。
『バイオの窓用を使い始めたけど、カビが発生してる』
『1ヶ月経つけど、口コミにあるような目に見えた変化がない。本当に効果あるの?』
こんな場合の対処方法と、注意事項について触れておきたいと思います。
バイオは菌の力でカビを防止するため、扱い方を間違えてしまうと、効果が発揮できなかったり、せっかくの菌が死滅してしまう原因になります。
とくに、下記の点は要注意です。
・開封時や設置後しばらくは製品特有のにおいがする場合がある
・環境や使用状況により、カビを減少させる速度が異なる
・カビの色素は取れないので、窓周りの掃除をしてから使う
・窓専用なので、他の場所や他の用途には使わない
私が購入したバイオには目立つ匂いがなかったため、モノによるのだと思います。
また、カーテンに黒カビが付くと普通に洗濯しても落ちないように、色素(カビの跡)を取る効果はバイオにはありません。
黒カビの色素部分をキレイにするには、漂白剤を使う必要がありますね。
バイオ使用2ヶ月後の感想とビフォーアフター
現在2ヶ月経過しましたが、ほんのわずか~にカビがいるくらいで、無いよりはずっといい!という結果に。
お見苦しいですが、ビフォーアフターを載せます。
天気の悪い日に撮影したので、アフターが少し暗くなっています&縦の線は向かいの建物。
もちろん、加工はしていません。
バイオ、いやバチルス菌に感謝したいレベル…!
窓のカビに悩める方へ、一度は試してみてほしいアイテムです。