断捨離の回数を重ねるにつれて、不要なモノの共通点に気づきました。
例えば、
『ハンガー』『うちわ』『ボールペン』『保冷剤』
…こんなモノが気づけば増えている経験、ありませんか?
わが家でもいまだに引き出しの中、クローゼットの中、冷蔵庫の中からひょっこり出てきては処分、を繰り返しています。
節約好きな私としてはとっても魅力的なワードなんですが…。
ミニマルライフを目指すようになって、『無料』という言葉の前では慎重に、一呼吸置こう、と思うようになりました。
家が片付かない原因のひとつ
この写真に写っているのは、最近わが家で処分したモノです。
すべてに共通することは『付属品、オマケ』=無料のモノということ!
- 革のバッグを買ったときの保存袋
- ペットボトル飲料を買ったときについていたオマケのカバー
- 炊飯器を買ったときのオマケのマドラー
- 携帯を他社へ乗り換えたらプレゼントされたレジャーシート
いつのまにか家が雑然としてくる原因のひとつに、こういった『無料のモノたち』『付属品』が増えることがあると感じました。
特に意識しなくても家に入ってきて…『いつか使うかも』『捨てるのはもったいないから』と何かしらの理由をつけて、仕舞い込んだり、放置したり…。
その結果、モノが増える→整理整頓し辛くなる→見た目も使い勝手も悪く、ストレス
といった、負のサイクルが生まれてしまうんですよね…。
こうなると分かっていても、貰おうと思うか?
今の私だったら、迷うことなく『いいえ』を選びます。
無料のモノや貰いモノは、とにかく家に入れないようにしています。
モノが入る前に、止められるものは止めてしまえば、ストレスや捨てることにかける時間、悩む時間を減らせます。
勝手に送られてくるモノや、気づいたら入っていたモノなど、万が一家に入れてしまったら、すぐに捨てるか、移動先(売る、譲る)を考えること。
面倒ではありますが、意識して行動しないかぎりずっと溜まり続けて、結果的に片付かない家になってしまうんですよね(まさにわが家がそうでした)。
具体的な解決方法としては…
- クリーニングでついてくるハンガーは断る
- ついてきたオマケは、使わないと思ったらすぐ捨てる
- コスメなどの試供品は、すぐに使えるor目に入る場所へ移動させる
- DMは受け取り拒否する、電話で不要な旨を伝える
断るのって勇気が必要ですが、最初だけです。
断捨離を続けることで、捨てる行為に慣れるように、断ることも普通になってきますよ!
貰い物3つの捨て方と対策
わが家では、『ボールペン』『保冷剤』『コスメのサンプル』の3つが特に溜まりやすいため、対策をしています。
シャンプー、トリートメント、ファンデーションなどの試供品。
買ったものについていたり、オンラインで購入するとついてきたり…。
引き出しにしまうとつい存在を忘れて、数ヶ月〜数年経って発見。
記憶が曖昧なので、使用期限が切れているかも…と、結局捨てています。
失敗を繰り返さないために、試供品は使うか使わないかすぐに判断する!と決めました。
使わないものはすぐ処分して、使いそうなものだけジップロックにつめ、洗面台下に移動させました。
毎日のように見る場所だと、存在を忘れることなく消費出来ています。
ボールペン
イベント、資料請求、携帯電話ショップなどお土産、オマケとして入っているボールペン。
消耗品ですが…書きにくかったり、デザインがいまいちだったり。
ボールペンは既にお気に入りのモノがあるし、迷わず処分しています。
お気に入りのモノを長く使うと、買い替えにかける時間が減り、ストレスも感じないから快適です。
保冷剤
暑い時期に食材を買うと『おつけしますか?』と聞かれて「冷蔵庫の中にたくさんあるんだよね」と思いながらも、せっかくだしもらっていこうと思ってしまうのが保冷剤。
冷凍庫の中がごちゃごちゃして見える原因になります。
最近は貰わなくても済むように、家にある保冷剤と保冷バッグを持って行って、買い物するようになりました。
保冷剤が多くある方は、ジップロックなどに詰めて、立てて収納すると見た目もスッキリ&保冷力もアップで一石二鳥ですよ!
可愛くて捨てられない空きビンを処分
私が捨てにくいモノの中に、写真のような『ビン』があります。
今回のテーマは付属品の断捨離なので、これも一応入るかな?と思ってお話します。
ジャムやハチミツの瓶って可愛いものが多いから、捨てられなくて…。
『断捨離する!』と決めてから引き出しを見てみると、6個も取ってあって、我ながらあきれてしまいました。
引き出しに入れる時、何を考えていたのか思い出してみると…。
『取っておいて、ボタン入れにしよう』
『何か漬ける時に使うかも』
『花瓶にするかも』『お菓子を作れるかも』
可愛いと思うトキメキは大切だけれど、必要ないのに無駄な理由付け(妄想とも言う)をして、モノを増やしていた自分に、あきれてしまいました。
しかも私の場合は、ボタンはそんな無いし、料理にはふさわしい容器があるし、花は活けないし(本当は活けたいけど)、お菓子作り苦手だし…。
なのに、なんで取っておいたのか?!
本心を掘り下げれば出てくるのは『もったいないから』という気持ち。
あーだこーだ言い訳を作っていましたが、お恥ずかしいことに、コレが本心だったんです。
もったいない心理を断捨離!
まだ使えるモノを捨てるのはもったいない。
私も断捨離をし始めた頃は、『もったいない精神』が湧き上がり、なかなかモノを捨てられませんでした。
理由は『いつか使うかもしれない』から。その時に無いと困るかもしれないから。
でもその『いつか』、はいつくるんだろう?何か月後?何年後?はたまた何十年後??
それまで私はずっとこの片付かない空間に、イライラし続けるの?
そう思ったら踏ん切りがついて、『使わないで持っているほうが、空間も時間ももったいない』と思うようになり、捨てたり、リサイクルしたり、売ったりするようになりました。
モノは時間の経過とともに古くなり、傷んできます。
『もったいない』といつかのために取っておいても、『今』と同じ状態で『いつか』を迎えられるかは分かりません。
使う時期が決まっていないモノ、『いつか使うモノ』は、手放しても生活ができます。
断捨離に慣れていない方にはハードルが高いかもしれませんが、一旦ゴミ袋やビニール袋に入れて玄関やベランダ、クローゼットに置いてみてください。
忘れないためにも、なるべく毎日目に入る場所が良いです。
短ければ1ヶ月、長くても半年~1年以上使わないのであれば、処分を検討してみてください。
その空いたスペース、もっと有効活用できるかもしれませんよ!
片付く家にするために、モノを入れない方法、消費の仕方を考えよう
いつか使うは使わない。
この言葉を唱えて家の中を見てみると、わが家もまだまだムダなモノがあります。
断捨離は、捨てる決心をするまでが大変ですが…『本当に自分が大切にしているモノ・コト』を発見したり、再確認したり…これが意外と楽しいです。
今回紹介したような『不要なモノ』から捨てるコトは一番簡単。
不要なモノが見つかったら、その時だけでなく今後も片付く家にするために『入れない方法』『消費する方法』もぜひ考えてみてください(*^^*)