先日当ブログでレビューした、勝間和代さんの『超ロジカル家事』。
前回の記事はこちらをご覧ください♪
・勝間さんが家を片付けるまで
・家が散らかっているとイライラするワケ
・家事をしない男とする女の違いとは?
・お掃除ロボット活用方法!
・洗濯をラクにするアイディア
もくじ
家事代行を頼んでも、家が片付かない理由
はじめにでは、勝間さんがロジカル家事に行きつくまでのエピソードが語られます。
「家事も仕事のようにまじめに取り組んで、とにかく徹底的にロジカルに考えて、少ない時間で最大の効果を手に入れよう」と考えた私が、1年以上をかけていろいろやってみて手に入れた方法を書いたものです。たくさん失敗して、やり直して、その結果として最も時間がかからず、最もコストパフォーマンスがいいと確信した家事のやり方のすべてを書きました。
勝間さんは、経営コンサルティングや経済評論家の仕事と子育てを両立するワーママでした。
家事まで手が回らない忙しさのあまり、平日は家事代行サービス(家政婦さん)を頼んでいたそうです。
13年間もの間、月曜日から金曜日まで平日3時間お願いしていたと聞くと、さぞかしキレイに片付いた部屋なんだろう、と想像してしまいますが…。
なんと、家の中がものであふれかえった汚部屋になってしまったんですって!
理由は、家政婦さんは部屋の物を勝手に移動したり捨てたりすることが出来ない決まりだから。
掃除や料理はしてくれても、散らかったモノは動かさないし、モノだって減りません。
勝間さん自身が時間をかけ自宅の物を8割以上処分した結果、
- 快適に過ごせるようになり、家にいる時間が増えた
- 掃除も料理も全てスムーズにできるようになった
など、劇的に暮らしの満足度が上がったそうです。
私も断捨離の快適さを味わっている身なので、すごく共感しました。
以下より、超ロジカル掃除&洗濯編の内容について触れていきます!
家がキレイだと、自己肯定感が高まる
汚部屋脱出後にとにかく痛いほど感じたのは、目の前に不要なものがないと、気持ちはこんなに落ち着くものなのか、ということでした。
裏を返せば、それまでいかに無意識のストレスを溜めていたかということです。
自分の部屋が散らかっている=自己管理が出来ていない結果。イライラして当然、心も乱れます。自分の余裕のなさをビジュアルで見せつけられ続けていたわけです。
私たちの頭の中は、多くのスペースを無意識に使っているそうです。
なんだか、すごくもったいない気がしてきますよね。
『原因は分からないけど、なんだかイライラする、落ち着かない』なんて時は、視界に入る場所が散らかっていないか?周りを見回してみようと思いました。
忙しい人こそ、家にいるべし
忙しくて家にいない人は、まず自宅滞在時間を長くすると、家の散らかり防止になるそうです。
例えば家で仕事をしているのなら、集中できるように自然とデスク周りは整えたり、キレイにしよう!と気を配るはず。
散らかった部屋にいて、モノで頭の中が埋め尽くされる状態は、気持ちの良いものではないですよね。
忙しい人であればなおさら、家に帰ってホッとできる空間をつくるべきです。
勝間さん自身は外食が多かったそうですが、散らかった家にいたくなかったから外食が増えたのではないか、と振り返っています。
その際に消費した時間とお金の無駄を考えるとゾッとする、とも話されていました。
家事をしない男性とする女性の違い
家事が大変だと思っている主婦の方は、家族に協力してもらいたい!と一度は考えますよね。
でも、何度お願いしても、食器は出しっぱなしだし、脱いだ服は床に落ちてるし、洗面所にヒゲが散らばってる…なんて結果で『なんだかなぁ』って思いませんか。
それもそのはず、男女には根本的な違いがあるんです。
男性に多いテストステロンという男性ホルモンは、競争に勝つこと、目立つことに喜びを感じる反面、家をキレイにすることにはあまり喜びを感じないそうです。
逆に、女性に多いエストロゲンという女性ホルモンは、家をキレイにすることに喜びや達成感を感じます。
これぞ男女の違いですね…。
料理ができる男性は多いけど、片付けや掃除はしない人が多いのも頷けます。
どうしても男性に家事をしてほしかったら、後片付けは自分でやると決めてしまった方が気がラクになり、ストレスも溜まりません。
家事に対して積極的でない旦那さんを家事メンにしたいなら、相当な根気(教育)が必要。
『そこまで頑張れない…』という場合でも大丈夫です。勝間さんと同じように、
- 調理家電を買い、ほったらかし料理のレパートリーを増やす
- 掃除家電を買う
この2点を極めていけば、夫婦でお互いにストレスなく、良い雰囲気で過ごせます。
嬉しいことに、調理家電を買うと難しい調理工程を省けるので、男性陣が料理を手伝うようになるそうです。
調理家電については以下の記事で詳しくお話しています。
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ルンバとブラーバで、毎日の掃除をAI化!
言わずと知れたお掃除ロボット、ルンバとブラーバ。
勝間さん宅では、ルンバ・ブラーバのどちらか一台を毎日稼働させているそう。
理由は、ルンバもブラーバも細かいホコリや髪の毛を取るのが得意だから。
こまめに使うことで実力を発揮するそうです。
二つの違いは以下の通りです。
- ルンバ…掃除機。コード類を巻き込みやすいので、事前にコードの片付けが必要。メインカラーはブラック。
- ブラーバ…ぞうきん掛けをしてくれるルンバ。洗面所や台所に最適。コードに引っかかりにくい。勝間家では専用クロスではなくクイックルワイパー使用。ドライ、ウェットどちらも使える。メインカラーはホワイト。
また、勝間家では充電ステーション(ホームベース)を使わずに、直接ACプラグを差して充電しているそう。
その理由は…
- 充電ステーションは接続部分のズレで充電できないことがある
- 自動で充電ステーションへ帰る機能があるが、たまにサボって帰ってしまう
使っているからこそ分かるデメリットですね。
わが家はフローリングの部分が少ないのでルンバを使えませんが、『掃除がどんなにラクになるだろう…』と憧れてます。笑
ルンバとブラーバのコスパは、1万円の掃除機より安い
気になるお掃除ロボットの価格ですが、本書では
- ルンバ:4〜6万円
- ブラーバ:3〜5万円
程度だと書かれています。2017年の本なので、多少の誤差はあるかなと思い、Amazonで調べたところ、今ではルンバもブラーバも型落ちなら2万7000円代からありました!(2019年8月現在)
勝間さんも型落ちで十分だとおっしゃっています。
↓2万7千円で買えるルンバとブラーバ (Amazon詳細ページ)
ただ、値段を言うだけで終わらないのが勝間さん。
調理家電の時同様、しっかりと計算をしてくれています。
高額投資に違いないけれど、1.2万の掃除機を週に1回、自分の手で動かすより毎日スイッチを押すだけで済むお掃除ロボットの方がコスパが良い、とお話されています。
型落ちを気にしないのであれば、もっとお得になりますね。
↓Amazonで5万円で買えるルンバ。コードなどの絡まりも自動検知してくれるそうです!
干さない、畳まない!早ワザ洗濯
最近はもう定番になりつつある、アリエールパワージェルボール。
洗濯槽にポイっと入れるだけで汚れを落としてくれる、洗濯洗剤です。
一時期CMもたくさんやっていたので、使ったことのある方は多そうですね。
乾いたり溢れたりないので、勝間さんはフタまで取って使っているそう。
私も以前使用していました。
ただ、汚れの強いモノやシミに少量使いたい、って時には液体洗剤の方が調節できるため辞めてしまいましたが…。
メインをこちらにして、液体も持っておくなど、併用するならアリだと思います。
ポイっと入れるだけなのでとにかく手軽。
洗濯に時間をかけたくない人は使う価値ありの商品です。
また、最近CMで知りましたが、アタックもスプレー式の洗剤を出していますね。
片手で洗剤を投入できて、忙しい人や子育て中のママさんに良さそうです。
勝間家では下着や靴下ハンカチなどの小物を干す時には、セーターなどを干す平干しネットが大活躍しているようです。
小物類を洗濯したら、ピンチで留めずに平干しネットに『まく』。
勝間さんはこのようなテーブル形タイプを使用されています。
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なんの疑問もなく、ひとつひとつをピンチで留めていた自分がアホらしい!
靴下のペア探しは必要なく、ピンチ跡もつかない。
取り込む時も傾けてザーッと収穫するだけ。
すっごく画期的です!
『そうは言っても、使えるのは広いスペースがあるお家だけじゃない?』と思っていたのですが…勝間家ではお風呂場の浴槽の上を活用しているそうです。
お風呂の蓋をつけて置いているんでしょうね。
平干しネットはポールにかける吊り下げタイプもあり、こちらだとお風呂でも外でも省スペースで使いやすいです。
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『勝間式超ロジカル家事』では、掃除洗濯について他にも色々なアイディアが載っています。
例えば…
- 乾燥機にかけるものとかけないものの仕分けに洗濯カゴは2つ
- デリケート洗いに普通洗いのモノを入れて時短する(タオルがふんわり!)
- 象印のお手軽布団乾燥機で布団を干す…etc
これで『勝間式超ロジカル家事』のレビューは最後になります。よかったらまた見に来てくださいね!